今昔写真で繋がる祭りの心

研究会が11日から渚の駅で企画展

IMGs 各地の祭礼文化を調査研究している南総祭礼研究会(高橋猛会長)が、館山市内各地で行われていた昔の祭礼を撮った古写真を中心に集めた企画展「伝えよう 安房祭百景」を、11日から渚の駅たてやまで開催する。明治から大正、昭和初期の祭り風景など、会員らが足で集めた古写真を現代と比較して展示。また地元の祭りを描いた日本画や、子どもたちから募集した祭絵展の応募作品も展示され「南総里見まつり」最終日の20日まで開かれる。

 同会は、各地に伝承されている祭礼を絵図を中心に「おらがんまっち」パンフレットとして地区ごとシリーズで紹介。地域の人たちに祭りのよさを伝えながら観光振興に結びつける活動に取り組んでいる。

 企画展は、地域の祭礼文化を広くPRする絶好の機会として、観光客を中心に市外から多くの来訪者が見込まれる南房総里見まつりに合わせて、昨年初めて開催。好評だったことから、今回は「今昔写真で繋がる祭りの心」をテーマに、第2回展として開催することにした。

 これまでの調査活動で、明治時代の六軒町の山車を引く様子や、まだ車輪が6輪だった時代の新井地区のお船など、メンバーが足でかせいだ“お宝写真”があり、それらをやはり現代の写真と比較して展示。さらに、先ごろ入賞者の決まった子ども祭絵展の全応募作品も展示される。