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今昔写真で繋がる祭りの心

研究会が11日から渚の駅で企画展

IMGs 各地の祭礼文化を調査研究している南総祭礼研究会(高橋猛会長)が、館山市内各地で行われていた昔の祭礼を撮った古写真を中心に集めた企画展「伝えよう 安房祭百景」を、11日から渚の駅たてやまで開催する。明治から大正、昭和初期の祭り風景など、会員らが足で集めた古写真を現代と比較して展示。また地元の祭りを描いた日本画や、子どもたちから募集した祭絵展の応募作品も展示され「南総里見まつり」最終日の20日まで開かれる。

 同会は、各地に伝承されている祭礼を絵図を中心に「おらがんまっち」パンフレットとして地区ごとシリーズで紹介。地域の人たちに祭りのよさを伝えながら観光振興に結びつける活動に取り組んでいる。

 企画展は、地域の祭礼文化を広くPRする絶好の機会として、観光客を中心に市外から多くの来訪者が見込まれる南房総里見まつりに合わせて、昨年初めて開催。好評だったことから、今回は「今昔写真で繋がる祭りの心」をテーマに、第2回展として開催することにした。

 これまでの調査活動で、明治時代の六軒町の山車を引く様子や、まだ車輪が6輪だった時代の新井地区のお船など、メンバーが足でかせいだ“お宝写真”があり、それらをやはり現代の写真と比較して展示。さらに、先ごろ入賞者の決まった子ども祭絵展の全応募作品も展示される。

シーバード館山が発足

千葉県館山市に、14か所目の支部となる「シーバード館山」が発足

 7月21日(土)、千葉県館山市で「シーバード館山」の発足式、ならびにレスキュー用水上バイク(シーバード館山号)の授与・進水式が行われた。

 シーバードとは、PWCを用いた環境保護やマナー啓発、安全パトロール、レスキュー活動などに取り組む団体。館山が全国14番目の支部となり、館山市長の金丸謙一氏が会長を務める。

 日本財団海洋グループ海洋安全・教育チームリーダー荻上健太郎氏よりシーバード認定証が金丸会長に手渡され、式典後はさっそくデモンストレーションを披露。今後は警察や海上保安庁などと協力し、館山の海の安全を守るためのパトロール活動を行っていく。

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伏姫役にアイドル高山一実さん

乃木坂46メンバー 八犬士役など一般公募へ 館山で10月開催

 館山市にゆかりの里見氏をテーマにした「第32回南総里見まつり」が10月19日、20日の両日に開催される。1日目のメーンイベントで武者行列の華となる伏姫役に、アイドルグループ「乃木坂46(フォーティーシックス)」のメンバーで、地元出身の高山一実さんが決まった。

 「館山」の地名の由来は、戦国武将・里見氏10代忠義が鳥取の倉吉に国替えされるまで最後の居城とした館(やかた)が、現在の城山公園にあったことから。南総里見まつりは、こうした実在の戦国武将・里見氏を称えるイベントで、その里見氏を題材に江戸時代に曲亭馬琴が描いた長編小説「南総里見八犬伝」にもちなんでいる。

 1日目は、メーンイベントの武者行列と戦国合戦絵巻を予定。八犬伝に登場する八犬士や伏姫らが、市民らが扮する甲冑隊とともに華やかな行列を見せる。

 伏姫役は昨年までは一般公募だったが、今年は地元出身者で活躍する高山さんに、同実行委員会の山車神輿部会役員が呼びかけたことがきっかけ。正式にオファーしたところ、本人が「ぜひ参加したい」と快諾し、参加が決定した。これまで公募ではない歴代伏姫役では、当時の堂本暁子県知事が演じたことがある。

 同実行委員会では、八犬士役と女武者役などを、高校生以上の一般から公募している。対象は当日(10月19日)の武者行列などのイベントに参加できる人で、定員は「仁義礼智忠信孝悌」の八つの珠になぞらえ、八犬士役が8人、女武者役は6人、侍女役が2人。申し込みは、希望配役や住所・氏名など必要事項を記入のうえ、申し込む。締め切りは8月31日(消印有効)。詳細は同市観光協会のホームページから観覧できる。

8月14日付 房日新聞